はじめに
ソフトウェアテスト技法練習帳の問題を一通り解き終えたので、学んだことを簡単にまとめます。
学んだこと
同値分割/境界値分析
- 数値で条件分岐する際のテストにおける同値分割の必要性
- 数値で、例えば1以上10以下の場合は..みたいな条件をテストする際、境界値分析やったら同値分割はしないことが多い。しかしながらコーディングで条件文で
<=
を==
にしていたといった可能性を考慮すると、同値分割で代表値でテストすることが効果的。
- 数値で、例えば1以上10以下の場合は..みたいな条件をテストする際、境界値分析やったら同値分割はしないことが多い。しかしながらコーディングで条件文で
- 上限値が仕様書として明示されていない場合
- 仕様を確認すること
- 設計、コーディングする際は数値の上限を考慮すること
- 特段決める必要がない場合は、数値型の最大値が結果的に上限値になるはず...
デシジョンテーブル
- デシジョンテーブルでを
Y/N
やX
で記述する方法は「制限指定」と呼ばれ、JISX0125で定義されている。「制限指定」だけでなく、「拡張指定」としてY/N
やX
ではなく日本語で書いても良い。行が少なくなるメリットが有る。 - 条件記述部はデシジョンツリーで分かれる順番
状態遷移
その他
- 実際の仕様をそのままテスト技法つかおうとするとうまく行かない事が多いので、段階的にテスト技法を適用していくことが必要。
感想
問題数もボリュームが有ったので経験になりました。
テスト技法だけを学んでも、具体的な使い方を理解していなかった部分があるので、今回実践的な問題を通してテスト技法の使い方を学べてよかったです。