徒然なるままに

学習メモがメインです

JSQTB AL テスト自動化エンジニア 5章(特にメトリクス)の学び

最近資格取得に向けて頑張ってるので特に学びになったものを書きます。

学んだこと

5.1 TASメトリクスの選択

→後述するEMTEのためにも必要なメトリクスですね。


  • テストケース全体に対する自動テストケースの比率(ただし、自動テストケースと手動テストケースの比較は容易ではない)
  • カバレッジの増加(要件、機能、構造)
  • TASによって早期に発見できた欠陥の数(欠陥の早期発見による平均的な利益がわかる場合、これを「計算」して予防されたコストの合計を導き出すことができる)
  • TASによって発見できた欠陥のうち、手動テストでは見つからなかったと思われるものの数(信頼性の欠陥など)

→「TASによって早期に発見できた欠陥の数」は、コストの合計値を導き出せるので、上長だけでなく上層部にも伝えられそうなので、特に有用化も知れないと思いました。 とはいえ、その数をどうやって貯めていくのか、というところを考えないといけないかもしれません。今まで計測してきたことが無いからイメージできてないのかもしれないです。


  • 成功結果および失敗結果の数
  • 誤った失敗結果および誤った成功結果の数

→「誤った失敗結果および誤った成功結果の数」は、おそらく偽陰性偽陽性通づる話だと思っています。 これらはTAS、自動テストの信頼につながる部分なので特に重要だなと思いました。成功結果数を上げて誤った偽陽性偽陰性の数を増やしていく必要があります。 思い付きですが、これらの数値を比率にして「信頼率」みたいにしてもいいかもしれないですね。

→欠陥密度は、失敗結果の数の話と通づるかもしれません。 スピードと効率性については、いつもと同じ時間でテストが完了しないとSUT(テスト対象システム)の問題が明らかになる場合があるとのことです。 言われてみればこの視点は大事だなと思って、今まであまり意識してなかった次第です。


EMTE 同等の手動テスト工数(Equivalent Manual Test Effort)

実際に自動テストの内容を手動テストで行う場合の工数を計算したことはあるのですが、EMTEというこういう名前があるとは知りませんでした。

感想

「推測するな、計測せよ」という言葉もあるし、メトリクス大事ですよね。 定量的に伝えるのはすごく得意ではないけども、メトリクスを使って成果を伝えていく必要性は理解しているので、 自分が知らなかった「こんなメトリクスがあるんだな」という学びになりました。 他にもメトリクスはあったのですが、知ってた or イメージ通りだったの割愛してます。

実際にメトリクスを出す必要がある時はこのシラバスを参考にして考えてみます!