「Agile Testing Condensed Japanese Edition」を読んだ感想
Agile Testing Condensed Japanese Editionを読んだので、その学んだことと感想を書いています。 https://leanpub.com/agiletesting-condensed-japanese-edition
読んだ理由
学びになった点
詳細レベルに応じたテスト計画
- リリース/フィーチャーレベル
- ストーリーレベル
- 高レベルの受け入れテストの検討。例えば、探索的テストのチャーターの検討。
- タスクレベル
- TDDを使用したユニットテストの作成。
フィーチャーとストーリーの開発を導くため具体例を使用する
- 具体例を導くための方法
- 実例マッピング
- BDD
- ATDD
- SBE
非機能要件
- 非機能要件は、「チームがすべてのフィーチャーやストーリーで考慮しなければならない」という考え方。
- 機能を提供する前から非機能要件を考慮して、アーキテクチャや設計をしなければならない。
アジャイルテストの4象限
- 概要
- 左側のテストは、コーディングが行われる前または進行中に同時並行して作成され、欠陥の防止に役立つ。
- 右側のテストは、コーディングが完了した後に行い、コード内の欠陥を見つけるか欠落しているフィーチャーの特定に役立つ。
- 上側のテストは、ビジネスで定義されている外部品質に関するもの。
- 下側のテストは、内部コードまたはインフラの正確性といった内部品質にかかわるもの。
- 役立つとき
- 必要なテスト活動を考えるとき
- チームや組織と共通のテスト言語を構築するとき
プロダクトをよくするために行うべき質問例
「このフィーチャーを実装しても問題を解決できない可能性はありますか?」、「このフィーチャーを使用する前にユーザーは何をしますか?」など
感想
内容は濃密ですが、ページ数が約90Pと多くないので読みやすかったです。また、アジャイルでテストを行う上での手法やマインドセットを学べたのも良かったですが、将来的な話としての今後新しい役割として行っていくべきタスク例を学べたことはすごく良かったです。
具体例について、今まで手法等は意識してなくても行っていました。ただ、会話ベースでしか行ったことがないので、手法を通してよりよく具体例を出せるか試してみたいですね。まずはBDD、ATDD、SBEを理解できていないので、それらを学んでいきたいです。