10/26 kiitok Career Fairに参加してみて
優良ベンチャーが集う転職イベントに行ったので振り返りもかねて感想を書きます。
- kiitok Career Fairとは?(以下connpassより引用)
- なぜ参加したか
- kiitok Career Fairに参加するメリット
- kiitok Career Fairを通して得た知識
- まとめ
kiitok Career Fairとは?(以下connpassより引用)
「Web系スタートアップへの転身を検討している」現役U30エンジニアを対象としたキャリアフェア。
- スタートアップの実態がよくわからない。
- スタートアップと自分がカルチャー面、スキル面でフィットするかわからない。
- 数が多すぎてどこが良いかわからない。
そんな課題を解決するために、10社以上の成長スタートアップ/メガベンがあつまり、各社のエンジニアの採用基準と評価基準や、企業紹介ピッチイベント、個別交流・懇親の場を設けます。
スタートアップ/メガベンでは「どんな人材が求められ、何が求められていないのか」がクリアになることで、U30の皆様のキャリア意思決定を後押しします。
なぜ参加したか
- 筆者がSIer(SES)からの脱出をしたいから。そのような属性の人たちと交流できるから。
- Web系ベンチャー企業のカルチャーやマインドを知りたいから。
- 次の転職先既に決まっているが、自分の転職活動を振り返るための情報を得れそうだから。
kiitok Career Fairに参加するメリット
- SES企業がない。
- 成長過程にあるWeb系ベンチャーのカルチャーをやマインドを知れる。
- カジュアル面談とパネルディスカッションをまとめて一日で参加できるのでおトク。
- 似た様な属性の人と話す機会ができる。
kiitok Career Fairを通して得た知識
採用基準/評価基準を語るパネルトーク
- 今はHerokuなど簡単にアプリを作れる環境なので、”やりたい”という意気込みだけでなく、実際に手を動かしているか。
- Mission、Valueに合いそう(共感)できるか。
- 何かしら不満を持っているから転職を目指しているのだろうが、ただ他責や愚痴として話していないか。不満に対して何かしら改善しようとした行動をしたか(例えば上長に相談した?等)。
- 自分で行動して自分で解決する意識があるか。
- 失敗した時にチームないし個人で分析して次に繋げられるか。
- 現職(前職)を悪く言っても仕方ない。課題解決のために転職を志しているか。
- 自身が担当したシステムの概要、アーキテクチャーを理解しているか。
- 自分の裁量の範囲内で情熱を持って何をしたか。
- アーキテクチャーの課題を認識しているか。
- 求職者が説明する際に、内容が抽象化されわかりやすい説明か。
スタートアップの開発現場を語るパネルトーク
- プルリクエスト、コードレビュー
- タイピングミスはeslintなどのツールで事前に自動で弾く。
- アジャイル、スクラム。一部ウォーターフォールもある。
- スクラムチームはプロダクトオーナー、エンジニア、デザイナーを含んでいる
- 1週間毎のスプリント
- テスト自動化
- メリットを考えて価値のあるテストコードを書く。テストコードを書くのが目的ではない。
- フェーズによってはテストコードを書かないこともある。その際にはチケットを発行して後追いでテストコードを書くことを忘れない様にしている。
- メリットを考えて価値のあるテストコードを書く。テストコードを書くのが目的ではない。
- リリース(デプロイ)はコマンド一発でできる。
- 一日に複数回リリースしているので効率化している。
- デザイナーなどエンジニア以外もリリースできる様に。
- 問題がある時を考慮して、リリース前の状態に戻せる仕組みになっている。
エンジニアの育て方を語るパネルトーク
- 入社後の業務
- メンター制度
- 入社から3〜6ヶ月頃まで部長クラスのエンジニアやシニアエンジニアがメンターとなっている。
- 1on1
- 2週間に1回 〜 月に1回
- 目標管理
- 半年毎に振り返り、フィードバックや次に挑戦したいことを意見交換する。
- 会社の課題を改善できる様な手助けをする。
- 成長を阻害する要因であるため。
- 求職者に意識してほしい点
- 学習意識と自己認識
- わかったふりをしない。
- 挫けない、諦めない心。
- やりたいことを自分で理解しているか。
- 面接を通してやりたいことがある前提。
- やりたいことに近くなるようにアサインすることで、モチベーションも上がる。
- 学習意識と自己認識
その他質問などで得た知識
まとめ
テクニカルスキルはもちろん必要だけれども、テクニカルスキルよりもヒューマンスキルを求められている印象を受けました。
その中でも特に以下の項目が重要だと再認識しました。
- 自走できるか
- 論理的に物事を捉え課題解決を考えているかであるか
- ミッションバリューに共感できるか
後は、転職がゴールではなく、転職後に価値を提供することが目的なのを改めて肝に命じました。転職しても学習・成長する意識とそれを還元することに努めていきたいと思います。